東京モーターサイクルショー2014

日本国内で最も有名なバイクの祭典、それが東京モーターサイクルショーです。
これは毎年春に開催されているもので、三日間にわたって開催され、日本国内のみならず、海外からも足を運ぶ方が大勢いるという大きなイベントです。
正に、国の枠を超えたモーターショーと言えるでしょう。
事実、出展するバイクメーカーは国内だけでなく、ハーレーダビッドソン、トライアンフ、キムコ、ドゥカティなど、名だたる海外メーカーのバイクも出展されます。
ここでは2014年開催された東京モーターサイクルショーについて記述していきます。

■2014年度の様子

国内最大のバイクイベントと言っても良いほど知名度の高い東京モーターサイクルショー。
2014年度で第41回目を記録し、大盛況のうちに幕を閉じました。
東京ビッグサイトで開催され、3月28日の特別公開を含む四日間の間に国内外から多くの方が足を運び、バイクの祭典を大いに楽しんでいきました。

今年東京モーターサイクルショーに出展したのは122のバイクメーカー、または関連企業でしたが、やはり会場ではホンダ、カワサキ、ヤマハといった世界に名だたるバイクメーカーのブースが人気を博していました。
それぞれのメーカーが新たに開発したバイク、コンセプトモデルを出展しており、多くのバイクファンを魅了していました。

多くの人だかりができていたスズキのブースでは、それぞれ異なったカラーリングの隼が三台並び、注目を集めていました。
また、コンセプトモデルであるリカージョン、エクストリガーといったバイクも出展され、多くのファンから注目されていました。

また、近年注目を浴びつつある三輪バイクも何台か出展されており、見どころとなっていたのも今回の東京モーターサイクルショーの特徴の一つと言えるでしょう。

■今年注目のバイク用品

東京モーターサイクルショーには数多くのバイク用品も出展されていましたが、その中でも一際注目を集めていたバイク用品があります。
それが、大阪市に拠点を置くベンチャー企業が開発したというバイク用エアコンです。

バイク用のエアコンというのは未だ日本はおろか、世界を見渡しても例がないため、商品化すれば間違いなく世界初となりますから、今回のモーターサイクルショーでも注目されていました。

どのような仕組かというと、専用の水冷服にチューブを張り巡らし、その中を冷却水が循環するというもので、それによりライダーの体温を下げるようになっています。
バッテリー上がりを防止する機能もついているので、安心して使うことができそうです。

このバイク用エアコンですが、2014年の夏には販売予定ということですから、今から目が離せません。
真夏のツーリング時、熱中症対策として導入するライダーも増えるのではないでしょうか。