わずか3kgのスクーターWheelaとは

モーターのついたキックボードのような感じ

セグウェイを始めとして、様々な新しいタイプの乗り物が世界で開発されていますが、その中でより気軽に楽しめる乗り物として「Wheela」が登場しました。
見た目にはサドルがあるキックボードという感じで、しっかりとした乗り物というよりも若干遊びのツールのような感じを受けます。
車輪は15センチのとてもコンパクトなもので、フレームも細長いアルミで構成されていますので、気軽さが前面に出ているのが特徴です。

このWheelaにはいくつかのモデルがあって、自転車と同じように自分でこいで運転するものもあれば、電動モーターがついているモデルもあります。
日本では法規制の関係で公道でも歩道でも走ることができませんので、私有地などでしか利用できないというのがネックです。
しかし、世界各国ではすでにこのWheelaの手軽さが受け入れられていて、多くの場所で利用されています。

コンパクトで軽量というのが最大の武器

Wheelaは自分でこぐタイプにしても電動モーター付きのタイプにしても、非常に軽量でコンパクトというメリットがあります。
折り畳み式となっていますので、片手で持って歩くことができ、電車などに持ち込むのも無理なくできてしまいます。
また、重量も3キロ程度となっていますので、難なく運べるのがうれしいところです。

電動モーター式のWheelaはリチウム電池を使用していて、効率よく充電でき持ちも良いので、法規制がない国ならかなりいろいろなシーンで使えるでしょう。
もちろん、実用性だけを見るのではなく、遊びで持っていてもいいスクーターで、独特の走りを楽しめるのが魅力です。
公園などでスケーターボードのような感覚で遊んでみるというのも、このWheelaの楽しみ方の一つです。

Wheelaの素材はスタンダードモデルだとアルミを使っていますが、カーボンモデルはカーボン素材を使っていますので、非常に軽く取り扱いが楽なのが特徴です。
これからさらに普通のバイクの世界でもカーボン素材を使ったモデルが増えていくことが考えられますので、このWheelaの取り組みは非常に興味深いものがあります。

新しいタイプの乗り物がどんどん増えていく予感

このWheelaのように、気軽に乗れる乗り物がいくつも発表されていますが、この流れはさらに加速しそうです。
電動モーターの技術が進んでいくことで、複雑な構造が求められていたガソリンエンジンの車ではなく、よりシンプルな乗り物が作れるようになっているからです。
今までにないような斬新なアイディアを搭載して、楽しくて便利な新しい乗り物が次々と誕生していくことが期待されます。