2014年ニューモデルとモデルチェンジ

バイクメーカーから販売されているバイクの多くは、何年かに一度モデルチェンジを行ったり、もしくは新たなバイクがラインナップに加わります。
そのため、バイクファンの多くは年が変わるたびにバイクメーカーの動きに注目しているのではないでしょうか。
ここでは、2014年新たにモデルチェンジを果たしたバイクや、新しくラインナップに加わったバイクについてご紹介していきたいと思います。

■バイク界の大御所から

バイクと言えばホンダの名前を挙げる方は多いですが、純粋なバイクメーカーとして最も有名なのはやはりヤマハではないでしょうか。
これまで数多くの名車を世に解き放ってきたヤマハのバイクは現在でも人気が高く、コアなファンも大勢います。

そんなヤマハから最高出力36馬力という驚異的な数字を叩き出すモンスターマシンが登場しました。
それが、YZF-R25です。
東京モーターショーで試作車が公開され、一躍注目を浴びたこのバイクですが、インドネシアで先行販売されるようですね。

搭載されるエンジンは新開発の二気筒250ccエンジンで、2014年7月からインドネシアで販売されます。
また、国際戦略車としての役割が強いバイクでもありますから、インドネシアだけでなく、様々な先進各国の市場へも送り込まれることが予想されます。

日本での販売も気になるところですが、それは今のところ不明となっています。
最高出力36馬力というのは250ccバイクでは異例と言えますから、今後日本で販売されることが決定となると多くのファンは夜も眠れない日々を過ごすことになるのではないでしょうか。

なんにせよ、今後のヤマハの動きには注目しておかねばなりません。

■高いエンジンスペックを実現

軽自動車の開発、販売で知られるスズキですが、バイクメーカーとしても高い知名度を誇っています。
古くから数々の名車を世に送り続けてきたスズキですが、そのスズキが新型アドベンチャー、Vストローム1000ABSを国内導入し、6月4日に発売開始するそうです。

注目すべきはそのエンジンスペックで、最大出力、とるくともに欧州仕様のバイクと同じスペックを持たせることに成功しています。
先代車は996ccという排気量でしたが、それも1036ccにボアアップされ、低速からの立ち上がり加速、トルクを大幅に上げることに成功しています。

エンジン開発のコンセプトとして、峠のワインディングを快適に速く駆け抜ける、というのを挙げており、その結果軽量コンパクトでありながらハイスペックな性能を持つエンジンを開発することに成功したのです。

2014年もバイクメーカーの動きからは目が離せません。
今回スズキ、ヤマハ両バイクメーカーから発表された二つのバイクについても同様ですが、他のバイクメーカーがどのような対抗策を講じてくるかということも注目です。