海外のバイクメーカー情報

憧れのバイクメーカーとして、海外メーカーの名前を挙げる方は少なくありません。
特に、スーパーバイクメーカーとして名高いドゥカティやBMWの名を挙げる方は多いです。
ドゥカティはスポーツバイクを作ることを追求しているといっても過言ではないメーカーで、国内メーカーのように万人受けするバイクでなく、一部のコアなファン向けのバイクを生産している、という印象の強いバイクメーカーです。

■ドゥカティの魅力

ドゥカティは、コスト云々のバイク造りでなく、常に速く走れるバイクを作っているメーカーと言えます。
そのため、このメーカーが生み出すバイクは基本的にスポーツ色の強いバイクばかりで、そのスペック、外観デザイン共に他メーカーの一歩先を歩いています。

このメーカーのバイクの特徴として、価格が高いと言われることがありますが、それもそのはずで、足回りには基本的に信頼できる性能の高いパーツが用いられています。
ブレーキ、ホイール、サスペンションに至るまで確かな性能を持つ高価な品が純正で取り付けられており、そのため車体価格が高くなるのです。

ワインディングやサーキット走行ではその性能をいかんなく発揮し、パワー感溢れるエンジンから生み出される動力はしっかりタイヤに伝えられ、ストレート、コーナー共に他の追随を許しません。
また、基本的に軽量化も済ませた車体は運動性能が高く、加速、コーナリング、制動に至るまで最高水準なのです。

■BMWの魅力

BMWと聞くと、どうしても自動車をイメージしがちですが、実際にはバイクの開発、販売も行っています。
このメーカーのバイクも人気が高く、日本でも敢えてBMWを選ぶという方は少なくありません。

このメーカーのバイクの魅力ですが、一つにはそのスペックの高さが挙げられます。
国産のバイクにもハイスペックなバイクは沢山ありますが、BMWは公道でいかに速く走れるか、快適性を犠牲にせずに速く走れるかを追求したバイクと言えます。

スポーツタイプのバイクでもツーリングに必要な快適性も忘れない、というのがBMWのバイクの特徴であり、最大の魅力ではないでしょうか。
究極にスポーツ性能を突き詰めたバイク、というのはないかもしれませんが、ギリギリまで高めた運動性能とツーリング適正を融合させたバイク、それがBMWではないでしょうか。

そのため、このメーカーのバイクは時に大人のバイク、とも呼ばれることがあります。
様々な実用機能を持たせたバイクで、走りの性能と快適性を同居させることに成功したというのは快挙であると言えるでしょう。

様々なバイクを乗り継いで、最終的に行きつくのはこのようなバイクなのかもしれません。
機会があれば、ドゥカティ、BMW共に試乗してみるとその違いも分かるでしょう。