整備ってどこまで自分でやっていいの?

どこまで自分でメンテナンスするか

バイクはメンテナンスが欠かせません。もちろんバイクにトラブルがあったり、故障したという事ならバイクのメンテナンス専門スタッフに修理してもらうことになりますが、普段のお手入れは欠かせません。
バイク屋さんに前部おまかせしてしまうという事もできますが、費用もかかりますので、普段のメンテナンス位は自分でしっかり行いたいいものです。
それが、命を守る事もつながりますし、バイクに多く触れることでより楽しく、愛着を持って乗る事が出来るようになるからです。

しかし、どの部分までメンテナンスを行えばいいのか、それがわからないという方もいるでしょう。
そこで、自分のバイクに関する知識でどこまでできるのか、それを理解しておくことも重要な事です。

バイク初心者の方は日常点検から始める

バイクを購入したばかり、乗り始めたばかりという方は、日常的な点検から覚えていきましょう。
洗車から始まり、チェーンの清掃、注油、ヒューズの点検や交換、エアクリーナー、バックミラー、ウインカーの清掃や交換、さらにヘッドライドやテールライト、ウインカーの点検やバルブの交換などです。

こうした日常的な点検プラスちょっとした知識でできるメンテナンスは工具なしでもできることがありますし、ドライバーやラジオペンチなどがあればどのような車種でもメンテナンスできます。

少し手を入れることでその箇所にどのような部品がついているのか、どんなふうに汚れるのかということがわかるようになります。
できれば交換なども思い切ってやってみて、取り付ける手順などを覚えておくといいでしょう。

初歩的なメンテナンスから定期点検に進む

初歩的なメンテナンスができるようになったら、定期点検整備を身につけましょう。
定期点検というと、半年、1年などのスパンで行いますが、バイク屋さんで行ってもらうものというイメージです。
しかし日常点検で行っていたことにプラスし、オイル交換など工具を利用して行う点検など作業要素がプラスされるだけです。

エンジンオイルやオイルフィルタの交換や、ブレーキパッドの交換、チェーンの張り具合の調整など行っていくことで、定期点検を少しずつ覚えていくことができます。
全部行うという必要はありませんが、少しずつ出来ることを増やしていくといいいでしょう。

点検できるようになったら部品交換やオーバーホールに挑戦

定期点検が出来るようになってくれば、車検や一般整備と同じようなメンテナンスが徐々にできるようになっていきます。
ただ、無理せず自分が出来る範囲で作業の流れなどを理解しながら行う事が大切です。

ハンドルやマフラーの交換を行ってみたり、タイや交換を行う、こうした作業もわからないことがあれば、バイク屋さんで聞いてみるなどするといいでしょう。
オーバーホール、分解整備ですが、分解した順番に部品を並べ、どこに何がどう収まっているかを確認しながら行うと上達していきます。
その後、整備に関する基礎知識がしっかり身に付いたなと思えば、その上のレベルの整備を少しずつ覚えていくといいでしょう。