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世界最高峰のバイクのロードレースについて

今回は、バイクのイベントを紹介したいと思います。
今回紹介するのは、世界最高峰のカテゴリーに属する、ロードレースの世界選手権です。
この世界選手権は、1949年に開始されたもので、
開始から60年以上にもなる、二輪のレースの中でも歴史の古いレースです。

現在は、このレース専用に開発された二輪車を使用して、レース専用に建設された、
世界各地のサーキットを転戦しまして、年間何戦か戦ったうちでの
合計ポイントの多い人がワールドチャンピオンとなります。

ちなみにかつては、市販の二輪車を改造したマシンや、公道を封鎖して
即席のサーキットにしたというレースもありましたが、現在ではそれはありません。
このロードレース世界選手権には、カテゴリーが3つあります。
そのカテゴリーは排気量によって分かれています。

最高峰といわれているクラスでは、4ストロークで1000cc、
その下のクラスでは4気筒4ストロークで600cc、
その下のクラスでは単気筒4ストロークで250ccのエンジンを使用します。

ちなみに、中間のカテゴリーは、日本のバイクメーカーが単独でエンジンを供給しています。
都市によって、このロードレースの世界選手権が開催される場所というのは異なります。
そこで今回は、2011年に行われたロードレース世界選手権の
開催地を紹介したいと思います。
初戦は中東のカタールで行われました。
第2戦はそれから2週間後、スペインのヘレスで行われました。
第3戦はそれから4週間ほどあいて、ポルトガルで開催されました。
第4戦はそれから2週間後、フランスで開催されました。
第5戦はそれから3週間後、スペインのバルセロナで開催されました。
第6戦はその翌週に、イギリスで開催されました。
第7戦は、それから2週間後、オランダで開催されました。
第8戦は、それから2週間後、イタリアで開催されました。
第9戦はそれから2週間後、ドイツで開催されました。
第10戦はその翌週、アメリカで開催されました。
第11戦はそれから3週間後、東欧のチェコで開催されました。
第12戦はその2週間後、今度はアメリカのインディアナポリスで開催されました。
第13戦は、その翌週、ミザノというところで開催されました。
グランプリの名前にはサンマリノを冠しています。
実際はミザノはイタリアにあります。
第14戦はスペインから程近いアラゴンという国で開催されました。
2週間後のことです。
第15戦はその2週間後、日本の茂木で開催されました。
第16戦は、その2週間後、オーストラリアで開催されました。
第17戦はその翌週、マレーシアで開催されていました。
そして最終戦はその2週間後、スペインのバレンシアで開催されています。

こうして見ると、スペインでの開催が多いです。
それは、現在バイクレースではスペイン勢が強く、
そういった場所でレースを行うと、興行的に成功する確率が高いからです。
そのほかにも、イタリアやアメリカで2回開催されています。

鈴鹿8時間 耐久ロードレース

バイクのイベントといえばこれっていうものが、私の中ではあります。
それは、毎年、初夏のこの季節になると開催されるのが、鈴鹿8時間耐久ロードレースです。
通称鈴鹿8耐ですね。
レースというと、通常同じ周回数で勝負して、
1番にゴールしたものが勝利するというのが一般的です。
でも、この耐久レースというのは、決まった時間を走り続けて、
最後までゴールし、なおかつ周回数が一番多かったものが勝利するというものなのです。

もちろん、何時間も走り続けるわけですから、途中でライダーの交代が認められています。
このタイミングなども勝負の別れ目になってくることになります。
後は、もちろんハードであるマシンの状態にもかかってきますね。
マシンがしっかり走らなくてはゴールできませんし、
ゴールできなければ優勝はおろか、完走さえ出来ないんですから。

そういう、意味ではメカニックなどの裏方の役目も非常に重要になってきます。
チームがまさに一丸となって勝利を目指さないと勝てないレースというわけですね。
チームワークが試されるんです。
もちろん、普通のGPレースであってもチームワークは必要ですが、耐久レースの場合には、
さまざまなファクターを読んで、瞬時に判断しないといけませんからね。
その緊張感はすごいものがあると思います。

ある意味、スピード勝負のレースとは違って、
アクシデントをいかに避けるかということが非常に重要な要素になってきます。
そこが普通のレースと違うところだと思うんです。
周回数で勝負するわけですからね。

アクシデントがあって、そのぶん走れないと、どんどん周回数が減ってしまいます。
もちろんライダーの健康管理も重要になってきます。
一人のライダーではなく、交代で乗らないといけませんからね。
一人かけてもいけないということはいえると思います。
そういう意味では、本当にチームの力が試されるレースということがいえると思います。
それだけにゴールしたときの感動というのは、すごいものがあるのではないでしょうか。
このレースのもうひとつの見所としては、
プライベーターというチームが数多く参戦しているということです。

これは、企業のサポートを受けない、まさに私費で参戦している人たちのことです。
チームの規模や予算では、圧倒的に差があるプライベーターが活躍することで
本当にレースが盛り上がります。
大資本対個人の戦いっていうことですからね。
そういった面でも非常に楽しいレースです。
バイクに乗る人も、そうでない人にもおすすめ出来るイベントではないかと思います。
耐久レースは本当に時間が長いので見ているほうにも結構な体力が必要です。

でも、その分ゴールになったときの感動はひとしおだと思いますね。
まさに会場が一体となって盛り上がることの出来るイベントです。
見たことない人はぜひ一度見てみると、
このレースの魅力がわかっていただけるのではないでしょうか。

隼祭り

町おこしのイベントはいろいろおこなわれていますが
バイクとコラボしたイベントとなると案外見当たりません。
一般的にバイクのイメージは良くない事が多いので町や村としても
躊躇するところが多いのでしょう。
しかし近年バイクの世界も様変わりしています。
バイクが若者のちょっと不良っぽい遊びだったのは昔のこと、
今はライダー年齢そのものもかなり上がり大人の贅沢な趣味になりつつあります。
バイク自体も高価、維持費もかかるとなるとかなり余裕のある人でなくては
オーナーにはなれません。

またバイクでただ走るだけではなく目的は温泉だったり、グルメだったり素敵なお宿が
目的の宿泊ツーリングだったりとお金を使うことに躊躇はしません。
今のライダーは経済的に余裕もあり社会的にもしっかりした立場の人が多いと言うことです。
この余裕を持った魅力的な趣味の集団を町おこし、村おこしに利用しない手はありません。
何しろどんな田舎にでもフットワークの良さで来てくれるのですから。

鳥取県八頭郡八頭町にある若桜鉄道若桜線の隼駅で毎年行われる隼祭りは
スズキの旗艦バイク、メガツアラーの隼と隼駅を結びつけた一大イベントです。
小さな山間の隼駅の地元は隼祭りの日、
日本全国から集まった隼オーナーで一気にふくれ上がります。
1300ccの大型ツアラーが600台以上も集まるとか
地元の方の多大な協力で事故や問題もなく毎回楽しいお祭りが開催されています。
ライダーだけが集まるイベントではなく地元のお祭りとして盛り上げようという考え方は
ライダーにも地元の人にも大きなメリットを与えてくれます。
今まで大型バイクに何となく違和感を感じていた一般の人もお祭り会場で身近にライダーと
接することで先入観は一掃されるでしょうし、ライダー自身も町を大切にする気持ちが
大きくなれば一般的に見て常識外れな言動は控えるでしょう。

地元の人とライダーとが和気藹々とお祭りを楽しむ姿は
新しい町おこしの姿を示してくれるようです。
こういう地道な努力の結果、隼駅は隼祭りの時だけでなく
隼オーナーの聖地として一度は訪れたい場所になりつつあります。
また隼以外のバイクやスズキ以外のメーカーのバイク乗りにとっても
バイクに暖かい町として知られ訪れたいツーリングコースとしてあげられています。
隼祭りの時以外は大変静かな自然あるれる町、今後これら訪れてくれる
ライダーのニーズを巧くとらえ町の良さを生かした町おこしで潤って欲しいです。

そういう町の試みとして隼駅には隼グッズや若桜鉄道グッズを売るお店があったり、
JR四国の夜行快速ムーンライトで使われていた12系客車が構内で保存され
ライダーハウスなっていたり北陸鉄道の古い電気機関車ED301も保存されていたりして
鉄道ファンにも興味深い駅になっていて一般的にも知名度が上がりつつあります。
今後バイクを絡めた幅広いイベントを試みる等してライダーにとっても
一般の人にとっても魅力的な町に成長して欲しいです。

バイクのイベント参加!~ツーリング仲間作りのきっかけに~

バイクのイベントは、バイト雑誌が主催したり、ショップ短期で主催する
イベント等様々なものがあります。例えばサーキットの体験走行会であったり、
同じ車種同士の集会イベントが代表的な例の一つです。
数多くあるバイクのイベントから、私がお薦めするイベントをご紹介します!

一番気軽に参加出来るものは、バイクを買ったショップで主催している
イベントに参加する事です。
近い地域からの参加とあって、人数も集まり易い場合が多く、
またその地方独特のイベントも多くあるので、そういう面白さもありますよね。
ただ、量販店で購入した場合には、アフターイベント等が乏しい場合もあると思いますし、
イベントというのは、そのイベントを通して知り合いが増える事や
一緒にツーリングをする友人が出来る事も楽しみの一つだと思います。
そのように、新しい友人を見つけるためのイベントも沢山あるんですよ。

イベントの頻度ですが、イベント運用サイト、ショップで主催のイベント等様々なものが
ありますが、どの都道府県でも月に1回は必ずといっていいほどあると思います。
例えば、女性だけのツーリング等、年齢を絞ったイベント等もあるので、
女性の方や年配の方も参加しやすいと思います。
一番気軽に参加できるイベントは、各都道府県にあるツーリング協会等、
会員制のイベントに参加する事です。

こちらのイベントは年齢問わず多くの方が参加していらっしゃいます。
また先ほど量販店で買った場合アフターイベント等が乏しい場合もあるという話をしましたが、
バイクを買ったお店以外でも、修理、小物買い、又イベントも
誰でも参加できるようになっている所がほとんどです。
一人で参加するのが不安という方は、友人と一緒に参加されるのももちろんアリですし、
いきなりイベントは・・・と思っている方は、
まずはショップの練習会に参加してみる事をお薦めします。

私の個人的な経験ですが、ショップでの練習会を通していつの間にか仲良くなり、
休日も一緒に練習したり、県内の練習会に共に参加する等で
ツーリング仲間が増えていくものです。
またツーリング仲間が増えるという事は必然的に
バイクのイベント情報も手に入り易くなります。
当然、人気のバイクイベントもあります。

例えば、ヒルクライムだと伊吹山ヒルクライム。
こちらはキャンセル待ちが続出する程倍率が高いものとなっております。
車連関係だと、大阪車連の毎州クリテリウムや京都車連の
キャットアイクリテリウム・美山ロードなどが有名なイベントです。
美山ロードは大変すばらしいものです。
ですが、レース初心者には厳しいかもしれません。
沢山あるイベントの中で、どれを選ぶかは年齢や経験、何がしたいかによって様々です。
私がお薦めしたいのは、イベントに参加された事の無い二輪車を買ったばかりの方でしたら、
ショップ等の練習会に参加してみること。

イベントがどこに載っているのかわからないという方は、インターネットで検索してみると、
大手イベント経営サイトが多数出てきますので見てみてください。
その中に良いものがない、身近なものが無い場合は、
ショップで直にイベントがあるか聞いてみるのをお薦めします。