コロナ渦でバイクが人気に

コロナ渦で遠出をしたい人が増えている

オリンピック強制開催をもくろむ政府側と、それを阻止したい反勢力の中で、揺れ動いている東京五輪問題です。
根本的な原因は、2020年度より猛威をふるっている、新型コロナウイルスが原因なのは皆さんご承知の通りです。
オリンピックよりもまず、生活の安定をと願うのは、国民としては当然の事ですが、根本的な解決法のないまま、ずるずると先延ばしされています。

このような中、私たちの生活環境は、不要不急を余儀なくされ、若者を始めストレスをため込んでいる方が多くみられます。
思いきり羽を伸ばしたい、と思うのは当然で、コロナ渦の中で、遠出をしたい人が増えているといいます。

三密回避で軽二輪が人気に

コロナ対策で、最も有効な手立てとされているのが三密回避。
三密回避とは、三つの密つまり、密閉/密接/密集を避けるというもので、コロナ拡大期に総理大臣官邸と、厚生労働省が掲げた標語のことです。
この間、政府の経済政策のひとつとして、GoToキャンペーンやGoToイートが行われましたが、いずれも不発。
かえって、三密によるコロナのまん延を拡充したとさえ言われています。

そのような中で、三密回避ができると、評価の高い軽二輪が人気になっていることをご存じでしょうか。
バイクは、密閉された空間がないため、遠出をする方法として、最も有効な手段となります。
そのため、国会でもその人気に目を付け、軽二輪の普及促進の取り組みを始めているんです。

コロナ渦におけるバイクのメリット

最近は、観光地を始め、様々な場所でバイクやツーリング風景などを、これまで以上によく見かけるようになっています。
実はその背景には、コロナの影響が最も強く、三密を避ける方法としてバイクが注目を集めています。
では、コロナ渦におけるバイクのメリットとは、いったいどのようなものなのかを説明しましょう。

『コロナにおけるバイクのメリット』
・閉ざされた空間がないため、三密が避けられること。
・通勤通学などに利用すれば、人込みを避けられる。
・風を切る感覚も心地よく、ストレス解消になる。
・小回りが利くため、渋滞に巻き込まれにくい。
・排気量の小さなバイクなら、出費も少なく購入できる。
・買い物など、チョイ乗りには最適。

今後のバイク人気について

2020年度のバイクの売れ行き状況は、およそ75,874台とされています。
これは、全国軽自動車協会連合会によるもので、前年度の2019年を見ると59,978台ですのでかなり増加の傾向にあります。
あまりピンとこない方もいらっしゃいますが、ピーク時の2005年度で103,266台といいますから、かなり増えていることがわかります。

軽二輪とは、排気量126㏄~250㏄クラスのバイクですが、小型排気量ながら、普通車と同様に速度規制に対応できるため、人気となっているんです。
また、一部高速道路をのぞき、126㏄のバイクであれば、二人乗りも可能となっていることも、バイク人気に拍車をかけていると思われます。