未来に期待!ドリームカップで56レーシングがワンツーフィニッシュ!

56レーシングは元MotoGPライダー中野真矢さんが率いるチーム

56レーシングは、元MotoGPライダー中野真矢さんが率いる若手育成のためのチームです。
2019年シーズンで、注目された選手は田中風如選手と梶山采千夏選手でした。

CBR250RR ドリームカップ(DREAM CUP)のつくばロードレース選手権並びに鈴鹿サンデーロードレースでは、田中選手がランキングトップになったのです。
第4戦まで55ポイントを獲得しました。
梶山選手は54ポイントで2位だったのです。
結果、両選手ともにグランドチャンピオンシップに、出られることになりました。

田中風如選手は1位梶山采千夏選手が2位

12月1日の決勝では田中選手が1位、梶山選手は2位だったので、二人でワンツーフィニッシュの快挙を成し遂げました。
予選では梶山選手の調子が良かったのですが、決勝では出遅れてしまったのです。
しかし、すぐに追いついて二人でトップ争いでした。

その結果、最終ラップのシケインでイン側をキープできたのは、田中選手になったのです。
そのまま走りぬいた田中選手は見事に優勝し、後を追った梶山選手が2位でした。
日本全国から強者がそろうレースで、1位2位を獲得できたのは素晴らしいことです。

二人の強みは落ち着いた走り


中野真矢監督のコメントをご紹介します。
二人の強みは落ち着いた走りができることと、監督は感じているようです。
そんな二人で上位を独占できたのは、チームとして嬉しいうコメントでした。
スタートが遅れた梶山選手がすぐにペースをあげて、田中選手とともに上位に食い込むことができたということです。

こうしたプレッシャーとの闘いになる大舞台で、結果を出せたのは若いからこそできる快挙でしょう。
評価のできるレースだったと、監督は振り返っています。

梶山選手のコメント

梶山選手は気合を入れていたようです。
全国の実力のある選手ばかりの中で、不安もあったようですが、予選ではポジションがうまくとれて、ホッとしたといっています。

決勝は監督に言われた通り、スタートを頑張ろうとしていました。
しかし、ギヤがニュートラルに入っているというミスをしてしまったのです。
そのためにスタートでは、スピードが出ずトップから離れてしまいました。

それでも頑張って走ったら、先頭集団に追い付けたそうです。
勝負をしながら、2位でゴールインできました。
しかし、1年間ずっと優勝をめざしていたので、悔しくなってしまったそうです。
梶原選手は涙が出てしまったといいます。

監督からはこのレースで、ライダー育成チームからは卒業と言われたそうです。
今度は次のステップを目指すことになりました。

グラチャンの大会予定

コロナウイルスの感染拡大があるために残念ながら、次の予定は決まっていません。
ただ、サーキットで開催予定にはなっています。
全国大会はツインリンクもてぎで行う予定です。
詳細の発表を待ちましょう。