大事なバイクのリコール情報キャッチ

バイクのリコール情報は大事

バイクのリコールは、不具合のある部分をメーカーが無料修理をするということなので、バイクを安全に乗るためにとても大事な処置です。
中古バイクでもリコール対象となれば、パーツの無償交換をしてもらえます。

もしも、リコールとなれば、新車でも中古車でも、使用者にはダイレクトメールか電話で、通知があるでしょう。
自動車分解整備事業者には、日整連が発行している機関紙に掲載する形で知らせるそうです。

今回は、改善対策になっている車種とリコールの出ているスズキの車種を2台、ご紹介しましょう。
改善対策やリコールの届出者は、スズキ株式会社の代表取締役社長のスズキ俊宏さんとなっています。

スズキアドレス110の原動機の不具合の改善対策

スズキアドレス110のクランシャフトといわれる、原動機部分の不具合が2020年1月に、スズキ株式会社によって国土交通省に届けられました。
その内容についてご紹介します。

クランクシャフトと発電機のロータの組み合わせが、うまくいっていないためにエンジン回転部分に、不具合が生じているものがあるということです。
そのため、エンジンの回転の妨げになり、エンストになってしまう場合もあります。

型式はEBJ-CE47AとEBJ-CE47Aで、通称名は「アドレス110」です。
制作期間はEBJ-CE47Aの場合、平成27年7月15日から平成29年8月28日、EBJ-CE47Aは平成30年3月24日から11月27日となっています。
心当たりのある人は、確かめてみてください。

スズキスカイウェイブ650の不具合は燃料供給装置の内部構造

スズキスカイウェイブ650のリコールが2019年10月に国土交通省に届けられました。
インジェスタといわれる燃料供給装置の不具合です。

内部の構造に不備があり、燃料噴射量が増えてしまうようです。
そのために、一酸化炭素である排出ガスの中のCOが規定の量以上に排出されてしまいます。
排出ガスの基準である保安基準に合わないので、該当車両はインジェスタ交換を行うということです。

型式は2BL-CP52Aで、通称名は「スカイウェイブ」、製作期間は平成29年7月10日から平成30年4月2日となっています。
心当たりのある人は確かめてみてください。

気になる場合はスズキに問い合わせてみよう

これまでの情報に関して気になる人は直接、スズキに問い合わせてみてください。
問い合わせ先はお客様相談室です。
または、バイクを買ったお店で相談してみるのも良いでしょう。

今回はスズキの車種でご紹介しましたが、その他の国内外のメーカーでもリコール車種は多数あります。
バイクの不具合は事故につながる可能施もあるので、リコール対象の車種でなくても、普段のメンテナンスなどで、いっそうの注意が必要です。
安全に楽しくバイクに乗りましょう。