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オイルの種類を把握しよう

エンジンオイルだけじゃない、バイクのオイル交換

バイクのオイル交換はエンジンオイルをイメージする方が多いと思いますが、バイクのオイルはそのほかの場所にも利用されています。
エンジンオイルだけ交換を考えていると別の箇所のオイル交換をしないままとなってしまいます。

バイクに利用されているオイルについてしっかり理解し、交換時期などについても確認しておくことが必要です。

バイクに利用されているオイルについて

バイクはエンジンオイルのほかに、ミッション、ブレーキ、フロントフォーク、こうした場所にオイルが利用されています。

エンジンオイルはバイク以外、車でも交換が必要となりますので、意識して交換されている方が多いと思います。
ミッションオイルはギアで構成されているミッションが潤滑できるようにするオイルです。

この交換も行っておかないと、ギアが傷み入らない、動きにくいなどのトラブルとなりますので交換が必要です。

ブレーキはほとんどの場合油圧式で、クラッチの油圧もあります。
またブレーキオイルは高熱になるため、オイルが悪くなりやすく定期的に点検を行う事が必要となりますし、オイルも交換することが必要です。
この部分の交換に関してはショップで行ったほうがいいとも思います。

フォークオイルは前輪の足となっているフロントフォームの内部にあるオイルです。
このオイルが少なくなるとバイクがはねます。
走りに影響するオイルとなるので、定期的にオイル交換を行うことでいい走りとなります。

バイクのオイル、いつ交換すべきでしょう?

バイクに利用されているオイルはいずれも交換が必要となります。
わからない場合には取り扱い説明書に大体の目安が書かれていますが、面倒なようならバイクショップのスタッフに確認してみるといいです。

エンジンオイルは整備手帳などに書かれていて、ここは初回のみ、交換時期が早くなります。
またエンジンは金属でできているのでバリが多く、エンジンを回すと傷つけることもあるので、最初のエンジンオイルの交換は早く行う事が鉄則となっています。

オイルの交換についてはオイル交換などしたことがない、自信がないという方はショップでオイル交換してもらうほうが安心です。
無理してバイクをだめにしてしまうこともあるので無理しないほうがいいでしょう。

最初はエンジンオイルの交換から始めて、その後、ミッションを行う・・・という具合に、レベルアップしていくといいと思いますが、やり方などはライダーの先輩に聞いたり、ショップの方に聞くなどして、細かく理解してから行う事が求められます。

オイルはバイクの調子を左右しますので、適切な期間で交換し、しっかり管理することが大切です。

波の上を疾走するバイク!

衝撃的!波の上を走るバイク?

皆さんはダートバイクという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ダートバイクは土や砂の上を走るために作られたバイクですが、いくらなんでも海の上、水の上を走るバイクなんてある訳がないと思うのが普通です。
しかしいつの世にも出来ないことにチャレンジしたいという人がいて、そのとんでもないチャレンジをしている動画、DC SHOES: ROBBIE MADDISON’S “PIPE DREAM”が世界中で話題になっています。

バイクスタントマンのロビー・マディソンさんがチャレンジしているのが、陸上用のバイクで海の上を走り波に乗るというとんでもない荒業です。
スタントマンはあくなきチャレンジャー魂を持っているとはいえ、無謀な挑戦としか考えられません。
しかし彼はこの挑戦を行ったのです。
彼は世界的にも有名なバイクスタントマンですが、このチャレンジは誰から見ても無理、無謀と思えるものでした。

彼はスキーのジャンプ台からバイクで飛ぶというスタントなどをはじめとして、常識では考えられないチャレンジを行っています。
今回のチャレンジはどのように行われたのでしょうか。

バイクをちょっと改良しただけのチャレンジ

今回の挑戦ではバイクを少しアレンジしただけです。
車輪が通常走るように回っている状態で海の上を走る事が出来るのか?当然バランスを失って転倒するに違いないと思える挑戦です。

こうしたとんでもない挑戦を現実に行うのがロビー・マディソンさんです。
山の上からバイクで海に出ると彼は見事に海上を疾走し、何よりビックリしたのがサーファーに混ざって波乗りをしたという事です。

通常ありえないはずのチャレンジは、彼のこれまでの経験と技術、またバイクテクニックに他ならないのですが、この動画でわかるように彼はこうしたチャレンジを実に楽しんでいると感じます。
ありえないチャレンジを楽しみながら行っているということを、波乗りしてしまったこの動画で感じることができるでしょう。

バランス感覚と鋼の精神で乗り越えたチャレンジ

バイクを少し改造しただけという状態で、普通の人なら「こんな無謀な事が出来るはずもない」と感じ、怖がり臆するのが当たり前です。
しかし彼は自分の持っているテクニックと経験、そして生まれながらに持っていると予測される驚異のバランス感覚で達成してしまうのです。

この動画に写されている映像は、まさしくプロスタントマンであってもなしえることが不可能と思える偉業です。
バイクに何か仕掛けがあるんじゃないの?と目を見張ってしまうくらい、疑ってしまうくらいの衝撃的映像です。
撮影地となったフランス領ポリネシア・タヒチの美しく輝く大自然と共に、誰もが絶対に不可能と思われるチャレンジを見事に成功させたこの最高の映像を、ぜひ、ご堪能下さい。

モダン・アメリカを追求する「ヴィクトリー」

ハーレーとは違う魅力で人気「ビクトリー」

スノーモービル、小型四輪オフロードなどを手掛け、その道で有名なビクトリーが作るクルーザーバイクは、アメリカのバイクメーカーです。
アメリカのバイクといえば真っ先に頭に浮かぶのがハーレーダビッドソンですが、ハーレーとはまた違う魅力を持っているクルーザーバイクとして人気を博しています。

クルーザーバイクというのは、起伏の少ない形態で、主に直線の道路を走るという事に重点を置いた車体構造を持っています。
アメリカといえば広大な土地、そしてまっすぐに続く道を連想しますが、まさしくこのような道を颯爽と走るために作られたバイクがクルーザーバイクです。
ハーレーももちろん、長い直線を走るバイクとしての特徴を持っていますが、少し違う魅力を持っているのがビクトリーです。
ビクトリーが作るバイクは、非常に完成度の高いクルーザーバイクで、日本人にもファンが多いバイクメーカーです。

ビクトリーの誕生

ビクトリーはアメリカで1997年に設立せれ、その翌年にはクルーザーバイクを製造販売し始めました。
ビクトリーの初モデルはV92Cと呼ばれるクルーザーモデルで、非常にシンプルな作りのバイクとして誕生しました。

その後、ツーリングモデルとして大型スクリーンを装備し、まるで近未来映画の中に登場するようなデザインのバイクを販売し、さらにオリジナルモデルとしてカスタムテイストが魅力のバイクを発表、ビクトリーの名は広まっていきました。

ビクトリーのバイクの特徴

クルーザーバイクらしい空冷V型2気筒エンジン、しかしハーレーダビッドソンとは違い、OHV方式ではありません。
空冷V型2気筒エンジンでも現代風のSOHC方式です。
アメリカのバイクでありながら乗車イメージは日本のメトリッククルーザーと近いイメージです。
ビクトリーのエンジンの排気量は、1634cc、及び1731ccが用意されています。

クルーザー、バガー、ツーリングという三つの展開があります。
クルーザーはさらにベガス、ハマー、ジャックポットというモデルがあり、それぞれに特徴を持っています。
バガーには特徴的なサドルボックス、違うモデルではインドシールなどを備えているものもあります。
ツーリングモデルは非常に美しい外観を持っていて、ビジョンと呼ばれます。
外観にも作りにもビクトリーらしいイメージを持たせています。

現在日本でビクトリーの正規輸入販売を行っているのは岐阜県鳥羽郡にある企業です。
ハーレーとはまた違う魅力を持ったクルーザーバイクのよさを存分に伝えるバイクとして、日本でもこのバイクメーカーのファンは非常に多いです。
クルーザーファンの中では非常に有名なメーカーであり、これから先も美しい特徴を持ったバイクとして、多くのライダーを魅了していくのでしょう。

アメリカのバイクメーカー「インディアン」

バイクの歴史を先導してきたアメリカ

バイクの歴史を先導してきたアメリカでは、20世紀初頭、多くのバイクメーカーがしのぎを削り、現在同様に、より性能が高く魅力あふれるマシンを作ろうと日々、格闘していました。
日本でもおなじみのハーレーダビッドソンがこの世に誕生したのも、1903年、たくさんのバイクメーカーの中から誕生しました。

アメリカのバイクといえばハーレーといわれる時代が継続し、一時はアメリカのバイクといえばハーレー以外にないといわれるくらいになりましたが、現代では魅力あるバイクをいくつも誕生させたインディアンなどのメーカーが復活し、アメリカバイク業界をぐっと魅力あるものに押し上げています。

アメリカのバイクの魅力といえば、アメリカンバイクのシンボルともいわれるクルーザースタイル、そしてVツインエンジンでしょう。
日本とは違う広大な国土を持っているアメリカをひた走るためのバイク、その為にはこれらの性能が必要不可欠です。
足をぐっと前にだし背筋を倒してまるで大威張りで走るようなスタイルこそ、往年のアメリカンスタイルです。

インディアンを意識した古風で洗練されたデザインが魅力

クルーザーバイクメーカーとして最も古い伝統と歴史を持っているのが、インディアン、アメリカの老舗メーカーです。
創業してからというもの苦難がない時代がないのでは?というくらいに苦労し続けたメーカーです。
時にバイクメーカーの歴史からその名を無くしてしまった事もありましたが、2004年、多くのファンの声にこたえるように、インディアンが復活しました。

1901年、ハーレーダビッドソンが誕生する少し前に誕生したのがインディアンです。
ジョージ・マロリー・ヘンリー、さらにカール・オスカー・ヘッドストロームによって3台のモペット(自転車とバイクが合体したような乗り物)を制作したことから歴史が始まりました。
マサチューセッツ州スプリングフィールドで誕生したインディアンは、誕生した翌年には100台以上のバイクを生産、1907年になると後にアメリカのバイクの象徴とされるようになるV2エンジンを製造を開始、600ccV2エンジン搭載のバイク「スカウト」は1920年に、1000cc、V2エンジン搭載の「チーフ」を1922年に発表しました。

こうしてアメリカのバイクの先駆者として歴史を作ってきたインディアンですが、様々な苦難を乗り越えて老舗バイクメーカーの技術と伝統を再度、2004年に復活させたのです。
現在は、過去に打ち出したインディアンを意識したビンテージルックをコンセプトに、全盛期に作られたインディアンそのもののバイクを作り出しています。

もちろん、現在は環境規制などがありますし、さらに性能がよくなっていることを除けば、インディアンというバイクの特性を強く感じさせる往年の魅力を持ったバイクといえます。
お値段は、ハーレーをしのぎ、超高級バイクとなっていますがそれ以上の魅力を持っているといえるでしょう。