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お台場でハーレー体験

免許をとっていなくてもハーレーに乗れる?夢のような2日間

2015年、生誕112年を迎えたハーレーダビットソン、バイクにあまり興味がないという人でも、ハーレーと聞けば有名なバイクという事がわかります。
歴史と伝統に基づく最高のバイク、また独特の世界観を持ったこのバイクは、世界各国にファンをもち、日本国内でも愛好家が非常に多いバイクです。

そんなハーレーダビットソンのイベントが、6月6日、7日の2日間、東京お台場、船の科学館駅前特設解会場で行われました。
ハーレーの魅力を存分に体験できる貴重な時間となりました。
このイベントでは、免許を持っていても持っていなくても、ハーレーの世界を体感できるように工夫が凝らされていました。

ハーレーの鼓動を感じるジャンプスタートと披露された貴重なモデル

免許がなくても中学生以上なら体感できる催しとして行われたのが、ジャンプスタートです。
これは、ハーレー独特の「鼓動感」をぜひ体で感じてほしいという事で行われました。
固定されているハーレーでエンジンを始動、そしてアクセルワークを行いハーレー独特のエンジン振動を体感します。
ギヤチェンジまで行う事が出来るという疑似走行体験マシンでの催しは大盛況でした。

更に注目が集まったのは、1955年創業の東京大田区の老舗ディーラー、かの有名な「陸友モータース」によるヴィンテージハーレーのデモ走行です。
走ったモデルは1926年のモデルJD、さらにモデルVLDです。
マシンの調整を行った陸友モータース代表取締役佐藤さんは、ハーレーは長く乗り続ける事の出来るマシン、その魅力を多くの方に感じてほしいと語っておられました。
本当に人を引き付ける魅力ある2台です。

最新モデルも見て、触れる事が出来るので、新車、中古車、カスタム車など、みなさんお気に入りバイクにくぎ付けとなっていました。
ディスプレイされているこれらバイクは、実際に購入の商談可能という事で本気で購入を考えた方も多かったでしょう。

特設コースで試乗も大人気

大型自動二輪MT免許を保有されている方なら、特設コース内を「最新モデル」で走行でき、400ccまでの普通二輪MT免許取得者には、事前講習をおこなってからの運転体験会も行われていました。
400ccまでしか乗ったことがないのですから、これは貴重な体験です。
ここにも多くのライダーが集結し、ハーレーの世界観を存分に体験されていました。
一度、この重厚感を得てしまったら、きっといつかハーレーに乗りたいと考えるようになるでしょう。

ハーレーの魅力を存分に感じる事の出来たこのイベントは、大盛況のうちに終了しました。
ライダーにとって、またハーレーファンにとってはハーレーの魅力、伝統を再認識した12日間となったでしょう。

袖ケ浦にドゥカティが大集結

DUCATIが大集結、大興奮のイベント「ドゥカティ・マガジン・デー2015」

世界で最もライダーのハートをしびれさせてくれるバイクといえば、「ドゥカティ」ですが、この夢のバイク「ドゥカティ」が大集結、というイベントが千葉の「袖ケ浦フォレストレースウェイ」で開催され、多くのバイクファンがつどいました。
当日台風の影響が心配されたのですが、天下のドゥカティの集結、ということで台風も道を譲ったのか、素晴らしいお天気に恵まれた日となりました。
サーキットのインフィールドが解放されたパーキングにはこれでもか!!というくらいのドゥカティが勢ぞろい、真紅のバイクがズラリを並ぶ光景はまさしく圧巻です。

歴史あるバイクからカスタマイズが自慢のバイクまでとにかく色々なバイクを見ることができる最高のイベントとなったのです。
もちろんドゥカティ目当ての方も多いのですが、当日、全国各地からやってきたカスタムショップがご自慢のスペシャルチューンを披露していたため、見所満載です。
カスタムショップ、パーツメーカー、ウェアメーカーなど多数の出店し、ここ以外で購入できないレアアイテムも購入できたので、お店も大反響でした。

盛り上がるトークショーと興奮の試乗

ドゥカティのトラックの荷台が舞台となった特設会場では、様々なトークショーが行われたのですが、最高の盛り上がりを見せたのがミュージシャンでもあり、ツーリングライダーとしても名高い末飛登さん、さらにドゥカティ・スクランブラ―・アンバサダーの落合恭子さん、桜井未来さんのトークショーでした。
今回ライダーが目玉として心から待ち望んでいたのが、1299パニガーレ、ムルティストラーダ1200、モンスターなど、ライダーなら絶対に乗ってみたいドゥカティの最新モデルに試乗できるというイベントです。

先導付となりますがトラックを走る事の出来る試乗車は18台、なんとも素晴らしいイベントです。
このような絶好のチャンスは他のイベントで考えられないという事で、長蛇の列があっという間にできました。
しかし試乗された皆さんの顔、まさしく少年のように目がキラキラと輝いていたこと、街がありません。

プロライダーによるドラッグレース

コース内では8耐にも参加しているプロライダーのドラッグレースを見ることが出来ました。
ディアベルVSパニガーレ1299、これに乗るプロライダー、ものすごい迫力です。
身近にこんなレースを見ることができるというだけでも、価値あるイベントです。

更に多くのライダーを魅了する走りを見せてくれた元グランプリライダーの根本健さんからライディングテクニック講座を受けることができるという夢のような体験もありました。
親切で丁寧、熱心に指導してくれる根本さんの話をじっくり聞き、インストラクションを受けた後にはそのテクニックに大きな違いがありました。
さすが、プロです。

最後に行われた本気のドゥカティパフォーマンスの披露には、8耐出場ライダー、ドゥカティマガジン編集長さんなどよって、本気?の1299で絵もレースが行われここでも大盛り上がりを見せました。
千葉を熱くしたこのイベントでさらにドゥカティの魅力を知ったというライダーもきっと多かったでしょう。
ライダー、またバイクファンにとって、最高の1日となったことはまちがありません。

ホイールベアリング交換

ホイールベアリングの異常

バイクでブレーキをかけると、いつもとは違う振動がフロントの方から伝わってくる、何かおかしいなと感じたら、それはホイールのベアリングという部分に異常があるからと考えていいでしょう。
ホイールとアクスルシャフトの回転抵抗を減らすという働きを持っているのがホイールベアリングです。
もしもこの部分がなければ、アクスルシャフトがバンバン削られていきます。

走っていてブレーキをかけた時、何か変な振動があると感じる時、またタイヤを手でぐるっと回してみてどこか引っかかるな?と感じる時、さらに左右にタイヤをゆすりがたつきを感じるようなら、ホイールベアリングの交換が必用となります。
ホイールベアリングは一般的に2万キロ位走行すると異常が出てくるといわれていますので、このキロ数、若しくは不具合、違和感が出た時交換を考えましょう。

ホイールベアリング交換、まずは分解

用意するものはベアリング2個、ダストシール2つです。
2000円位で購入できます。
フロントを軽く持ち上げておいて、フロントフォーク下のボルト2つ、ブレーキキャリパーのボルト2つ、さらに逆側のフォーク下のボルト2つ、スピードメーターケーブルの根元にあるプラスのねじを外します。

ここから分解です。
2つ同時に動かしてはずし、ディスク側のダストシールをできればてこの原理で、ドライバーで行う場合、ホイールに傷がつかないように十分注意しながら行います。
同じ要領で反対側もはずし、次にベアリングを外します。

ベアリングを外す方法

もしもベアリングを抜く「ベアリングプーラー」という特殊工具を持っている場合、その工具で簡単に引き抜くことができます。
とはいえ持っていない方も多いと思いますので、ドライバーを利用してたたきぬく方法でやってみましょう。

ベアリングは膨張している方が外しやすくなるので、ドライヤーなどで温めておきます。
温まったらマイナスドライバーを利用して、反対からベアリングをたたきながら少しずつ外します。
ドライバーでぼこぼこになりますが、外れたらよしとします。

中に小さい金属性のボールが入っているのでこれを交換します。
長く交換していないと真円が楕円形に変わっています。
新しいベアリングを組み付ける際には、冷やしておくと縮み組みやすくなります。

ベアリングを均等にハンマーなど利用して打込みます。
この時斜めになってしまうとホイールを傷つけてしまう事もあるので、均等に打込むことを意識してください。
古いベアリングをあてがい、叩き込み、奥まで入ると音が高音になるので、そこで入ったという事がわかります。

ダストシールも同じ要領で

ベアリングの作業が終わったら、今度はダストシールです。
ダストシールもベアリングと同じように、古いものを上にしてハンマーなどを利用して炊き込みます。
斜めになっていると動きに影響してしまうので、均等になるように丁寧に行いましょう。

オイル交換とブレーキの簡単メンテ

エンジンオイルの交換は半年に一回行おう

バイクのメンテナンスでしっかり行っておきたいことの一つに、オイル交換があります。
オイルは減摩したり緩衝、さらに洗浄などをしてくれるため、重要です。
エンジンを長持ちさせ、いい状態にしておくためにも、エンジンオイルを交換する事はとても重要な事なのです。

一般的に、最悪でも夏になる前、冬になる前、年2回は行っておくべきことです。
キロ数でいえば2500から3000km位走行したらエンジンオイルを交換します。
同時に、エンジンオイルの交換2回のうち、1回はフィルター交換も行い、ドレンボルトに関しては利用するワッシャーの交換を毎回行いたいものです。

エンジンオイル交換の方法

オイル交換に必要な物は、オイルを注ぐためのジョッキ、パッキン、ドレンボルトワッシャー、さらにフィルター、メカニックグローブ若しくは軍手、ゴム手などが必要になります。
古くなった廃油を廃棄するため、廃油処理バックを用意しておけば安心です。

まずはメガネレンチでドレンボルトを外します。
抜きやすくするために、作業の前に暖気してオイルを温めておきましょう。
ドレンボルトを外すことでオイルが出てきます。
オイル廃棄用の処理バックを準備してオイルを受けてください。
オイルが熱くなっているので注意が必要です。

ドレンボルトのワッシャーは、ドレンを変形しないように保護してくれる役割があり、またボルトが安易に緩まないようにしてくれます。
ずっと固く締めつけられているのでつぶれ変形していることもありますので、必ず新品と交換しましょう。

オイルフィルターは金属同士がこすれあうエンジン内部から発生する金属片などを受け止めてくれる場所です。
このフィルターにはその金属片がありますので、2回に1回は交換します。

オイルフィルターを交換する場合と、オイルフィルターを交換しない場合、新しいオイルの必要量が違ってきますので、バイクのサービスマニュアルを確認し、どの位入れることが望ましいのか調べておく方がいいでしょう。
オイルの量は少なくてもよくないし、多くてもよくありません。
適量を入れるという事を心がけてください。

ブレーキ周辺のメンテナンスもしておこう

ブレーキ周辺をメンテナンスするとなると部品が複雑に絡み合っているようで手を出しにくいです。
しかし慣れてしまうとさくっと出来るようになる箇所です。
ブレーキというのは事故を起こさない、また突発的な衝突を予防するためにもとても重要な部分です。

できれば慣れるまで経験者の方と一緒に行いましょう。
基本、洗浄です。
細かい汚れを落としきれいに洗浄する事でスムーズなブレーキ操作ができるようになります。

キーキーと音が鳴るようならブレーキパッド裏にグリスを塗ります。
ブレーキパッドの状態を確認しましょう。
ここがすり減ると停止できなくなるほか、ブレーキローターを傷つけることになるのですり減っているようなら交換します。
歯ブラシなどを利用し細かい汚れまでしっかり除去する事が大切です。