モータースポーツイベント自粛、相次ぐコロナの影響

コロナ感染予防のためにキャンセルになったイベントは?

2020年3月7日と8日に開催される予定だったモータースポーツイベントが中止になりました。
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催予定だった「モースポフェス2020 SUZUKA~モータースポーツファン感謝デー~」です。
中止理由は、新型コロナウィルスの感染拡大予防でした。
来場客やライダーなどの関係者の健康を守るためでしょう。

その際、予定されていたイベントに「ロードレースデモ走行」がありました。
それには話題になっていたホンダの新型CBR1000PR-Rで参加予定だった「Keihin Honda SI Racing」や「MuSASHi RT HARC-PRO.Honda」が出演する予定だったのです。
その他にも、FIM世界耐久選手権参戦の「F.C.C. TSR Honda France」や中須賀克行選手が所属している「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」なども出演予定でした。
楽しみにしていたファンは残念がっているでしょう。

その他にもツーリング関係のイベントで、中止になったものがあります。
4月26日と5月17日に宮城県運転免許センターで、予定していたグッドライダーミーティングや5月2日に予定していたオフロードライダー塾in SUGOです。

延期予定のイベントをご紹介

延期予定のHondaイベントもあります。
4月25日と26日に予定していた「スーパーバイクレースinもてぎ」です。
11月14日と15日に延期になりました。

また、5月30日と31日の鈴鹿サーキットのSUPER GT第3戦も延期になったのです。
まだ、具体的な日にちは決まっていません。

海外のレースについてもご紹介します。
「MotoGP」サーカス第2戦の3月22日予定だったタイGPが、10月4日に延期になりました。
10月18日決勝の日本GPも含まれる、フライアウェイ戦にも影響があるでしょう。

また、最高峰「MotoGP」クラスの開幕戦アメリカズGP4月5日決勝予定が、11月15日に延期になりました。
最終戦のスペインのバレンシアGPは11月29日に延期です。

コロナウイルス拡大を防ぐためにイベントに影響が出ている

全世界で問題になっている新型コロナウイルスは、あらゆるモータースポーツイベントにも大きな影響があります。
世界では、ヨーロッパでの感染拡大がひどいために、延期や中止が相次いでいるのです。
また、スケジュールを変えることができないために、延期の日が決まらないという問題も出てきています。

イタリアに拠点があるチームが多い、2輪のロードレース世界選手権「MotoGP」も、コロナウイルスの影響で深刻な状況になっています。
3月8日決勝予定だった開幕前のカタールGPは、「Moto2」「Moto3」の開催だけになってしまいました。
最高峰クラス「MotoGP」の開催は中止です。

「MotoGP」サーカスは新型コロナウィルスへの対応は早いです。
イタリアの厳しい入国制限があるために、アメリカに渡航するのも厳しいものになると、早くから考えられていたからでしょう。
このように、コロナウィルスの影響は、日本のみでなく、世界中に見られます。
早い収束を願いたいものです。